キャンティ・クラシコやサンジョヴェーゼ・ビアンコなどこれまでサンジョヴェーゼの魅力をお伝えしてきましたがまだまだあります.

トスカーナフェア掘り出しワイン ずばり陰干しサンジョヴェーゼの濃厚ワインバルバネーラエテルノ

サンジョヴェーゼ80％、メルロー20％ 陰干しをしたサンジョヴェーゼを使用して醸造したワインです。

「陰干し」とはイタリアのワインづくりにもよく用いられる醸造方法でイタリア語では「アパッシメント」といいます。銘醸ワインだと、ヴェネト州のアマローネがアパッシメントワインで有名ですね。

 通常のワインは収穫したてのブドウをそのまま破砕して発酵させますが、陰干しブドウは収穫後風通しの良い日陰で陰干しし、干しブドウにしたものを醸造します。水分が抜けより凝縮したブドウのエキスにより、ワインの味わい自体もより濃厚になります。

このアパッシメントは通常のワイン醸造よりも手間と時間がかかるうえ陰干し中のカビのリスクもあります。そして水分が減るために、出来上がりのワインの量も少なくなります。しかし、この陰干しにより生まれるワインの甘美な味わいは唯一無二。

ワイナリーのバルバネーラはアパッシメントを積極的に取り入れ個性豊かなワインを作り出すワイナリーです。

今回紹介するエテルノはサンジョヴェーゼの一部を陰干し（割合は非公開）し使用しています。濃いルビーレッドが美しく、完熟したチェリーの甘い香りが広がります。口に入れるととても柔らかくまろやかで、果実の凝縮した美味しさが広がります。一方でサンジョヴェーゼ特有の綺麗な酸もあり、濃厚すぎずバランスが取れたワイン。少し温度を低めにして飲むと綺麗な酸を楽しめるので、料理と共に合わせ、徐々に温度が上がるとアパッシメントらしい濃縮感や甘美な特徴が表れてきたらそのまま楽しんだり、チョコレートと合わせたりしてもおすすめです。

こちらもトスカーナフェア対象ワイン！

是非この機会にお楽しみくださいね!