年末年始が過ぎ、ゆっくり胃腸を休めるという方も多いのではないでしょうか。私もここ最近、ワインは食後に1日1杯くらい。食事と合わせるときは2～3杯ほど楽しむ、スローペースなワインライフ。

 そんなとき、一度開けてしまったワインは次の日美味しくなくなるのでは？？なんて不安になりませんか？ 結論すぐに飲んだ方が良いワインと、どんどん美味しくなるワインがある！それはそうでしょう！と突っ込みたくなりますが、では抜栓後どんどん美味しくなるワインはどれを選べばよいの？？それは開けてみないとわかりません！

 ゆるワインライフを楽しむために抜栓後も数日間美味しく飲めるワインにスポットをあてて定期的にご紹介していきます！

 【ワインの保存方法は統一します。】

・抜栓後は空気を抜いて保存。

・保存場所は10～15度くらい。

ワインセラーがない家庭でも条件を合わせられるよう家の廊下で立てておくだけにしています。※必ずバキュームで空気を抜いて保存。

※プラスチックやゴムの栓はワインに触れないようにボトルは横置きではなく縦置きで！

まずは第1弾。当店でも人気のトスカーナの赤ワイン『ヴァッレピッチョラ　ペルシモ』産地：イタリア　トスカーナ州品種：カベルネソーヴィニヨン60％、サンジョヴェーゼ20％、カベルネフラン20％、10か月の樽熟成。リッチで濃厚感。バランスの良いタンニンとスパイス。

抜栓初日。抜栓後すぐに香りが開くのがこのワインの特徴。まだタンニンは硬い印象で、果実由来の酸もバランスよく感じる。うんうん、十分美味しい。このまま飲み切りたい気持ちを抑え・・・

 抜栓2日目。香りはより開き、熟したチェリーのよう。タンニンは落ち着き始めたが、まだ硬め。スパイス感が前に出てきた。1日目と大きな差はない印象。

 抜栓3日目。がらっと印象が変わる。全体的にまとまった。タンニンの硬さは完全に取れ、果実由来の酸も抑え丸みを帯びた印象。ワインの旨味、樽の熟成感も一番感じられる。

 結果発表！！3日目が全体的にまとまり一番美味しいと感じました。ただ、タンニンや果実味をしっかり味わいたい方は初日～2日目がおすすめ。3日目が美味しすぎて飲みきってしまったのですが恐らく4日目もこのクオリティを引き続き楽しめるポテンシャルがあります。 お値段もデイリーに楽しめてとっても人気なこのワイン。開け立てでしっかり美味しいのに、そこから益々美味しくなるのはかなりのコストパフォーマンスの良さを感じます。

1日に1本ペースで飲むという方も抜栓後も長く楽しめるワインを選ぶと、同時に数種類開けていろんな種類を一度に楽しむ、なんて幸せな飲み方もできます。

 第2弾もお楽しみに～♪

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