極上ワインができるまで~その6~
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収穫→除梗・破砕→醸しとリタファーム&ワイナリーさんで体験し、続いて圧搾を帯広の相澤ワイナリーさんで見学、体験させていただきました! まず、圧搾前にタンクから果汁を自然に抜き取ります。これを「フリーランワイン」と呼びます。タンクに残った固形物を絞って液を抽出することを圧搾と呼んでいます。 圧搾にも様々な方法があります。垂直式、空気圧搾、水平式etc…今回使用するのは垂直式!網目のついた円柱の籠のなかに葡萄をいれ上に木の板をし、蓋を下に押し込んでいくことで圧搾します。とてもシンプルなもので、1000年以上前から存在するプレス方法です。 ネジのように回して板を下に押し下げていきますが、一気に押すのではなく少しずつ、少しずつ。ゆっくりと圧搾することで繊細な抽出が可能になります。一方で、タンクの外から出し空気に触れることで酸化が始まります。この酸化は味や品質の劣化の原因にもなるため、あまり時間はかけられません。 野島さんちの葡萄の量がこの圧搾機に丁度良い作業量のためこの垂直式を採用しましたが、もっと量がある場合は、時間がかかり酸化してしまうため写真3枚目の大きな空気圧搾のプレス機で行っていきます。空気圧搾式の機械は圧搾の強さ、タイミングも調整でき、一度に多くの量を圧搾することが可能です。 相澤さんも常に酸化を気にされ、圧搾する工程はゆっくりと。葡萄を移す工程は皆で素早くてきぱきと!さすがのチームワークで作業をされておりました。 開始から約3時間ほどで全作業を終え、絞った果汁はステンレスタンクへ。ここからいよいよ熟成に入ります。この期間、「マロラクティック発酵」が行われワインに含まれるリンゴ酸が乳酸へと変わることで圧搾後のとがった味わいからまろやかな味わいへと変わっていきます。 野島さんちのワインは昨年はステンレスタンクのみで熟成を行いましたが今年は1か月後に木樽に移し樽熟成をかけます。中札内村産葡萄の樽熟成赤ワインができる日がくるなんて・・・感動です。野島さん、相澤さん、本当にありがとうございます!!! お店でのリリース時期はまだ未定でおります。今年は多くの本数を皆様にお届けできる予定です。どうぞ楽しみにお待ちくださいね。 今日は13時~の開店となります。遅めのOPENでご不便おかけします♀️♀️
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