ルブルー日記 シャブリを知ると、ワインが広がる~その1~ 今日から始まりました「シャブリ・フェア」シャブリと言えば、フランスを代表する白ワインで日本でも長年にわたり根強い人気を誇ります。 シャルドネ種のみを使用し、産地はブルゴーニュ地方最北のヨンヌ県オーセール近郊。ブルゴーニュの中心部よりもさらに北側に位置し、シャンパーニュ地方の方が近い位置にあります。シャブリは度々「ブルゴーニュ産白ワイン」と謡われることが多いのですが、特異的なテロワールとそこから生まれる唯一無二の風味があり、個人的にはシャブリはブルゴーニュ産白ワインとは別物という認識を持つべきでは!?と思っております。 シャブリの特徴はなんといってもキンメリジャン土壌🦕約1億5500万年前の石灰と粘土が混ざった泥灰土で、小さな牡蠣の化石が含まれていてこの土壌で栽培した葡萄でつくったワインのみが「シャブリ」を名乗ることができます。地理的には冷涼な大陸性気候。ブドウの生育期間中も夜は寒くなるため、しっかりとした酸をもち、土壌由来のミネラル豊かで繊細な風味がシャブリの特徴です。 シャブリで抑えておきたいのが「畑の階級」。シャブリは大きく4階級に分類され、下からプティ・シャブリシャブリシャブリ・プルミエ・クリュシャブリ・グラン・クリュ となります。畑の場所で階級が区分けされています。一番下のプティ・シャブリは規定面積が広く畑の斜面も平らで大量生産向け。キンメリジャン土壌でない畑の葡萄も使用が可能なため、本当のシャブリを楽しむなら「シャブリ」以上がおすすめ。特にスタンダードなシャブリはミネラル感と爽やかな酸が特徴で、初夏~夏にかけてとてもおすすめのワインです。辛口な味わいは野菜や魚介(特に牡蠣が最高・・・)、和食にもマッチするフードフレンドリーなワインで、日中の明るい時間からアペリティフで楽しみ、そのまま晩酌用としても楽しめてこの時期重宝するワインです 普段飲みのワインにももちろん、ちょっとした集まりにも「シャブリ」があれば食卓が華やかに 小さなエリアの中で使う品種は全てシャルドネ。だけどその畑の場所や醸造方法で味わいも値段も様々。「シャブリ」にはワインの世界が凝縮されている気がしております。シャブリを知って、ワインの世界を広げてみましょう 次回は上級畑についてご案内ですシャブリフェア期間中はシャブリ、シャブリプルミエクリュが10%オフです #lebleu#wineshop#aoilokitchen#wine#inamawine#十勝#中札内村#北海道#帯広#ワインショップ#女子会#チーズショップ#ソムリエのいるお店#チーズプロフェッショナル#十勝観光#十勝グルメ#ワイン好き#北海道産チーズ#十勝チーズ#ビオディナミ#自然派ワイン 2023.06.08 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: lebleuwineルブルー日記 【シャブリ フェア開催】 皆さま大変お待たせいたしま... シャブリを知ると、ワインが広がる~その2~ 今日はシ...